2008年11月30日

パーヴェル・コーガン&モスクワ交響楽団/チャイコフスキー:組曲第2番

今日は2003年10月21日に放送された演奏会を紹介しましょう。
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曲はチャイコフスキー作曲の組曲第2番ハ長調作品53です。
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演奏はパーヴェル・コーガン指揮によるモスクワ交響楽団でモスクワ音楽院大ホールでのライヴです。 チャイコフスキーは管弦楽のために組曲を4曲作曲しました。 今回紹介する第2番は1883年に作曲されて翌年の1884にモスクワで初演されています。 チャイコフスキーの名前自体は日本でも有名ですが知られている曲の幅が狭くこの組曲はあまり知られていないのではないかと思います。 日本でこういう知名度の低い作品の演奏を聴く事が出来るのもロシア文化テレビを観る楽しみの一つです。
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指揮者のパーヴェル・コーガンは有名なヴァイオリニストのレオニード・コーガンの息子です。 父レオニードの影に隠れがちですがロシアでは積極的に演奏活動を行っておりましてその様子が頻繁にテレビでも放送されています。 コーガンのチャイコフスキー:組曲第2番ですが先日紹介したゲルギエフの交響曲第5番同様いかにもロシアスタイルのチャイコフスキーと言う演奏でやわな所がほとんどありません。 もちろん抒情的な部分は美しく歌い上げていますがそれ以外は低弦ゴリゴリ、ティンパニはドッカンドッカン鳴り捲りの非常にカロリーの高い演奏です。 私はこの演奏を聴いて組曲第2番が好きになりました。 とても良い曲だと思いますので皆さんも是非CDで聴いてみて下さい。

これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
どうぞ↓こちらをご覧になられて下さい。
こういちろう どっと こむ
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2008年11月29日

映像で見るワレリー・ゲルギエフ〜年ごとに変わる?指揮姿

これは当たり前の話ですがオーケストラの演奏会では指揮者は客席に背を向けて指揮をします。 以前LD(※レーザー・ディスク)で発売されていた「ダニー・ケイとニューヨーク・フィルの夕べ」の中でダニー・ケイが「今夜は特別に皆様へ向かって指揮をします。 指揮者とオーケストラがどのようにコミニュケーションを取っているのかをご覧になって下さい」と言ってヴェルディの歌劇「アイーダ」の大行進曲を演奏するのですがへろへろのトランペット奏者に「また飲んだのか?おい! おまえなんか××××だ!」なんてやりとりを披露して会場が大爆笑になります。 こういうのは別として普段の真面目な演奏会では指揮者の表情を見る事は出来ません。 ところがテレビで放送される演奏会は会場にテレビカメラが複数入りますので演奏と同時に様々なカットの映像が楽しめます。 もちろんオーケストラの後ろに置かれたテレビカメラは演奏会場では見る事の出来ない指揮者の正面から見たドアップなんかも映してくれます。 しかも日本のテレビではほとんど見る事が出来ないモスクワでの演奏会ですからほんと面白いです。 そういう訳で今日はワレリー・ゲルギエフがマリンスキィ劇場管弦楽団を指揮している姿を2003年から今年2008年まで順番に見ていきましょう(笑)
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最初は2003年5月10日のモスクワ音楽院大ホールでの演奏会でワディム・レーピンをソリストに迎えてのグラズノフ:ヴァイオリン協奏曲です。 ゲルギエフは指揮棒を持っておりません。 指先を伸ばした手を震わせて指揮をしています。 
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続いて2004年5月18日に放送されたプロコフィエフの交響曲第6番ですがこの年も指揮棒を持っておりませんし2003年と指揮のスタイルが全く同じです。
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さてお次は2005年です。 5月2日のモスクワ・イースター音楽祭の開幕コンサートで曲はラフマニノフの交響曲第1番です。 この時も指揮棒を持っておりません。
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ところが6月10日に放送されたベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」ですが指揮棒を持っています。 指揮棒といっても爪楊枝みたいにちっちゃいものですが(笑) 
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2006年6月7日に放送されたシューマンの交響曲第2番ですが指揮棒なしです。 一体どうなっているんでしょうね。 ゲルギエフの事ですから気まぐれでたまたま指揮棒を持たなかったというのも考えられます。
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さて昨年2007年ですが4月8日に放送されたストラヴィンスキーのペトルーシュカですがな・なんと指揮棒持ってます。 しかも爪楊枝ではなくちゃんとしたものを(笑)
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最後に今年2008年です。 5月10日に放送されたドーム・ムジカで演奏されたグリンカの幻想的ワルツです。 しっかりと指揮棒を持っています。 こうやって見ていくと2007年から指揮棒を持っていることが分かります。 さて来年2009年はどうなるのでしょうか。

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2008年11月28日

諏訪内晶子&ダヴィド・ゲリンガス/ブラームス:二重協奏曲イ短調作品102

今日はつい先日11月18日にロシア文化テレビで放送されたモスクワ音楽院大ホールでの演奏会を紹介いたします。
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曲はブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調作品102です。
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演奏しているのはヴァイオリンが諏訪内晶子、チェロはダヴィド・ゲリンガス、マレク・ゴレンシテイン指揮ロシア国立交響楽団です。 諏訪内さんは1990年のチャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門で優勝して以来日本国内はもとより海外でも演奏活動をしておりましてCDも発売されています。 2001年からロシア文化テレビを見ておりますが諏訪内さんは初登場だと思います。 演奏されたブラームスの二重協奏曲も映像はあまり観た事がありません。 CDだとダヴィド・オイストラフ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ、ジョージ・セル/クリーヴランド管弦楽団(EMI)。 ギドン・クレ−メル、ミッシャ・マイスキー、レナード・バーンスタイン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(DG)あたりが代表盤のように思います。
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モスクワ音楽院大ホールの客席は満員です。
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真っ赤なドレスで舞台に登場した諏訪内さんですが最初からごりごりと鳴らしまくるゲリンガスと対等に渡り合っているのを聴いてこりゃ凄いなって思いました。
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ちょっと線が細いかな?とも思いましたが楽器が完全に鳴っているのでとても美しい音色です。
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自分のキャリアの出発地となったモスクワへの思いみたいなものを感じたような気がしました。
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ゴレンシテインの指揮も手馴れたものでして実は以前、ゴレンシテインの指揮でリヒャルト・シュトラウスの「死と浄化」を聴いてましてこれがまた実に良かったものですから今回のブラームスも期待通りの演奏でした。
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演奏が終わって客席から盛大な拍手とブラボーが諏訪内さんとゲリンガス、そしてゴレンシテンとオーケストラの団員の方々に贈られていました。 また諏訪内さんのモスクワでの演奏を観てみたいです。 できればハチャトゥリアンを演奏して欲しいですね。

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2008年11月27日

胡桃割り人形音楽コンクール

今日はロシアで行われている音楽コンクールについてお話しましょう。 ロシアで最も有名な音楽コンクールは4年ごとにモスクワで開催される「チャイコフスキー国際音楽コンクール」だと思います。 この他にもスクリャービン・コンクールやリヒテル・コンクールなど色々あります。
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でも今回紹介するのは私がいつも見ているロシア文化テレビの主催で行われている「胡桃割り人形音楽コンクール」です。これは毎年11月にモスクワで行われている子供たちを対象にしたコンクールです。 テレビ局の主催ですからコンクールに臨んだ子供たちの演奏や審査の様子を紹介する番組が毎日放送されますし最終審査を兼ねたコンサートと受賞式はモスクワでは生中継で、カムチャッカ、極東、沿海州は翌日録画されたものが放送されます。 コンクールに登場する子供たちはロシア全土から予選を勝ち抜いてきただけあってレベルが非常に高いです。 ロシアからだけではなくウクライナやベラルーシからも来ていますし以前日本人の女の子が出場していた事もありました。 今回はピアノ部門で韓国の女の子が最終審査まで残りました。
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審査員はモスクワのプロ・オケの団員やモスクワ音楽院の教授とかロシアで有名な人ばかりです。 例えばフルート部門の審査員はチャイコフスキー記念ボリショイ交響楽団(モスクワ放送交響楽団)のフルート奏者マリア・フェドトーワですし今年のトランペット部門の審査員はセルゲイ・ナカリャコフでした。 ナカリャコフに自分の演奏を聴いてもらうというのは凄いことだと思いますがプレッシャーも凄いでしょうね。
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さて今年で第9回目となった「胡桃割り人形音楽コンクール」の最終審査のコンサートは11月17日に日本時間午後3時から放送されました。
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マレク・ゴレンシテイン指揮ロシア国立交響楽団がチャイコフスキーのバレエ「胡桃割り人形」の小序曲を演奏して最終審査が始まりました。
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パーカッション(木琴)、クラリネット、フルート、ハープ、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの各部門で勝ち残った子たちがロシアを代表するオーケストラをバックに演奏するのですがとても10代前半の子供とは思えないものばかりです。
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演奏される曲目もヴァイオリンはサラサーテのツィゴイネルワイゼン、チェロはエルガーのチェロ協奏曲、ピアノはグリークやJ・S・バッハの協奏曲とこれまた難易度の高いものです。 放送を見終わってもちろん演奏に感心しましたがそれよりも何よりもこういうコンクールを企画・開催してその様子を放送するロシア文化テレビを日本の某公共放送局も見習う必要があるのではないかなと思いました。 学校教育で強制的にクラシック音楽を聴かせても興味を持つ子供ってほとんどいないと思います。 自分と同世代の子がピアノやヴァイオリンを演奏しているのを見たり聴いたりする方はインパクトが思いますし少しでもクラシック音楽に興味を持つようになってくれれば将来大人になって演奏会に足を運んでくれるかもしれません。 演奏家を育てる事はもちろん必要ですがそれを支えてくれる聴衆を増やす事はもっと大切な事だと思います。 そんな意味からこの「胡桃割り人形音楽コンクール」は大変素晴らしいものだと思います。

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2008年11月26日

ワレリー・ゲルギエフ&マリンスキィ劇場管弦楽団/チャイコフスキー:交響曲第5番

バレエが続きましたので今日はクラシック音楽の演奏会から紹介いたしましょう。
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2003年4月27日モスクワ音楽院の大ホールから生中継されたモスクワ・イースター音楽祭の開幕コンサートです。 曲目はチャイコフスキーの交響曲第5番ホ短調作品64で演奏はワレリー・ゲルギエフと手兵のマリンスキィ劇場管弦楽団です。 マリンスキィ劇場はサンクトペテルブルクにありソ連時代はキーロフ劇場と呼ばれていました。 サンクトペテルブルクは帝政ロシア時代は首都でしたが第1次世界大戦でドイツと戦った時に「ブルク」がドイツ語の「Burg(町)」をイメージさせる事からペトログラードとなりソ連時代は革命が始まったところでありまた革命の指導者であったレーニンの名前からレニングラードと呼ばれていました。 そしてソ連が崩壊して共産党支配が終わりを告げるとまたサンクトペテルブルクになっています。 1917年からモスクワが首都となりましたが帝政時代は首都として政治、文化、芸術の中心だったことからサンクトペテルブルクの人たちはそのことを誇りにしているようですしそれがモスクワへの対抗意識にもなっています。 そんな対抗意識を耳で実感出来るのがモスクワ・イースター音楽祭です。 この音楽祭はゲルギエフが監督をしておりましてモスクワ音楽院大ホールとドーム・ムジカでゲルギエフとマリンスキィ劇場管弦楽団が中心となって演奏会が行われます。 つまりサンクトペテルブルクのモスクワへの殴り込み音楽週間みたいなものでちょっと普通じゃ聴く事の出来ないハイ・テンションの演奏が楽しめる確率が非常に高いという事です。 今日紹介するこのチャイコフスキーの交響曲第5番の演奏は私がいろいろ聴いた演奏の中でも間違いなく「天の上」クラスだと思います。 これを超える演奏をまだ聴いてません。 なんたって自分の主催する音楽祭のオープニング・コンサートでロシア正教の関係者やモスクワ市、ロシア連邦のお偉いさんが大勢来ているのでいやでもテンション上がりますよね。 オケもサンクトペテルブルクの意地を見せる格好の場です。
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この日のゲルギエフはいつもの顔面にまるでコケが生えているような髭(フィリップスから発売されているストラヴィンスキーの火の鳥のジャケット参照)をきれいに剃っていてしかもホワイト・タイです(笑) これを見ただけでも気合十分なのがよく分かります。 演奏はテンポの揺れが非常に激しく突然速くなったかと思えばぐぐっとテンポを落として美しく歌い上げて、そしてまた全速力で突っ走るというものです。 これだけテンポを揺らしてもオケがしっかり鳴っているのは見事としか言いようがありません。 最終楽章はスイッチが入ったかのように猛突進する様に見惚れてしまいました。 演奏が始まった時は弦の音はつややかじゃないし木管もそんな上品じゃないし金管なんか赤の広場の軍事パレードで演奏している軍楽隊から無理矢理引っ張ってきて吹かせているんじゃないかと思いました。 でも演奏を全て聴き終えてこれがロシアのチャイコフスキーなんだと思いました。 荒削りだけど男性的でとにかく力強さを前面に出した演奏をベルリンやウィーン、コンセルトヘボウといったオケがするとは思えないですし実際、ゲルギエフはウィーン・フィルを指揮してチャイコフスキーの交響曲第5番の録音してますのでCDを聴いてみましたがモスクワでのこの演奏とは全然違い過ぎてがっかりした記憶があります。 このモスクワでの演奏を聴いていなければウィーン・フィルとの演奏はベスト・チョイスなんですけどね。

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2008年11月25日

2008年マリーナ・セミョーノワを記念するガラ・コンサート

昨日はマイヤ・プリセツカヤ・ガラ〜ドン・キホーテを紹介いたしましたが本日は今日11月25日にクリトゥーラで放送されたものをご紹介しましょう。

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ボリショイ劇場で行われたマリーナ・セミョーノワを記念するガラ・コンサートです。
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ニコライ・ツィカリーゼの前説あって幕が上がりました。

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最初は「ファラオの娘」からでボリショイ・バレエのナターリャ・オシポワとスヴェトラーナ・ザハロワ。
ザハロワのアスピチアは何度観ても良いですね。 さすがボリショイ・バレエですね、コール・ドも綺麗です。

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次は「ディアナとアクテオン」からパ・ド・ドゥでマリンスキィ・バレエのエカテリーナ・オスモルキナとミハイル・ロブヒン。 オスモルキナは11月3日に放送された「ガラ・バレエ〜ウリヤーナ・ロパーキナとロシア・バレエのスターたち」でもこの「ディアナとアクテオン」を踊っておりました。

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続いてアダンの「海賊」からパ・ド・ドゥでボリショイ・バレエのマリア・アレクサンドローヴァとノボシビルスク劇場バレエのイゴール・ゼレンスキーです。 ゼレンスキーってマリンスキィからノボシビルスクへ移籍したんですね。
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この2人によるパ・ド・ドゥとは驚きましたが大変良かったです。

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さてお次はウリヤーナ・ロパートキナのオーロラ姫とボリショイ・バレエの男性ダンサー4人によるチャイコフスキーの「眠りの森の美女」のアダージョです。
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ロパートキナは本当に素晴らしいです。

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次はグラズノフの「ライモンダ」からでナデジダ・グラチョーワとセルゲイ・フィーリンです。
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グラチョーワは悲しいかなアップになるとちょっとお歳を感じさせますが踊りはまだまだバリバリの現役ですね。 フィーリンも久々に見ました。

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さあ本日の締めくくりはミンクスの「ドン・キホーテ」からグラン・パです。
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キトリはボリショイ・バレエのガリーナ・ステパネンコ、バジルはイワン・ワシリーエフ。 ステパネンコは貫禄十分というか綺麗にキメていきます。 キマる度に客席から拍手が起こります。
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若手のワシリーエフも負けていません。
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高さがあって綺麗なフォームのジャンプとテクニックには「おおっ!」と思わず声を出してしまいました。 名前だけは聞いてましたがこんなに凄いとは思いませんでした。
1時間があっという間でしたが観た感想が「綺麗」「美しい」「素晴らしい」と言う言葉しか出て来ないガラ・コンサートでした。

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2008年11月24日

マイヤ・プリセツカヤ・ガラ〜ドン・キホーテ

マイヤ・プリセツカヤ・ガラ〜ドン・キホーテ
昨日はマリンスキィ・バレエのシンフォニー・インCをご紹介いたしました。 さて今日のお題は「マイヤ・プリセツカヤ・ガラ〜ドン・キホーテ」です。 プリセツカヤはバレエがお好きな方ならもちろんご存知かと思いますがロシアを代表するダンサーです。 ちなみにプリセツカヤの旦那様はロディオン・シチェドリンでビゼーの歌劇「カルメン」をバレエ用に編曲した「カルメン組曲」はバレエはもちろん演奏会でも度々取り上げられています。
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このガラ・コンサートは2005年11月20日、プリセツカヤ80歳の誕生日に上演されたものでテレビでは翌年2006年3月8日に放送されています。 その内容たるや凄いものでまず登場するソリストですがボリショイ・バレエからはマリア・アレクサンドローヴァ、マリア・アラシュ、アナスタシア・ヤーツェンコ、スヴェトラーナ・ルンキナ、エカテリーナ・シプリーナ、スヴェトラーナ・ザハロワ、アンドレイ・ウヴァーロフ、ニコライ・ツィスカリーゼ。 マリンスキィ・バレエからディアナ・ヴィシニョーワ、イゴール・コルブ。 ロイヤル・バレエからアリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー。 ベルリン国立バレエからポリーナ・セミニョーワ、アルテム(アルチョム)・シュピレフスキー。 キューバ国立バレエからヴィエングセイ・ヴァルデス、ジョエル・カレ−ニョ。 パリ・オペラ座バレエからカール・パケット、アニエス・ルテスチュという豪華メンバーです。 もちろんプリセツカヤご本人も舞台に登場しています。
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第1幕のバルセロナ、幕が上がるとさっそくキトリの登場です。
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お!マリア・アレクサンドローヴァですね。
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チャキチャキの感じで良いですねぇ〜。
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あれ? いつの間にかキトリがアリーナ・コジョカルに変わっています。
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コジョカルがヨハン・コボーのバジルに寄ってくる女性にガンを飛ばして追い払うところが笑えるます。
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先ほどのアレクサンドローヴァと比べるとやや内面的な感じのキトリです。 さてコジョカルとコボーの踊りを楽しんだ後はマリア・アラシュとエスパーダのアルテム(アルチョム)・シュピレフスキーが登場します。
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マリア・アラシュのエキゾチックな雰囲気がとても合っています。
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シュピレフスキーは最近ボリショイ・バレエへ移ったみたいです。
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そしてドン・キホーテとサンチョ・パンサがやってきます。
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サンチョ・パンサは町の娘たちにからかわれて目隠しをして娘たちを捕まえるゲームをしますが捕まえるどころか触る事さえ出来ません。
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ついにサンチョ・パンサがキレて町の若者や闘牛士たちを巻き込んで大騒ぎになりますがドン・キホーテが剣を抜いて場を鎮めます。
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そこへ今度はキューバ国立バレエのヴィエングセイ・ヴァルデスとジョエル・カレ−ニョのキトリとバジルが登場します。
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ヴァルデスはキューバ国立バレエのスターですね。
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キューバのテレビで放送された「アリシア・アロンソ・デビュー65周年記念ガラ・コンサート」でジゼルとオデット&オディールを観ましたがなかなかのものです。
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そしてこの日の主役のマイヤ・プリセツカヤが登場して挨拶をします。
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この後ストリート・ダンスのグループ「Da Boogie Crew」が妙技を披露して幕となります。
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続いての幕が上がります。 第2幕第1場タイトルは「Таверна(居酒屋)で」。
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コジョカルとコボーによるマスネのマノンからアダージョ
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セミニョーワとシュピレフスキーでモーツァルトの曲によるアダージョ「Lindentraum」
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ヴィシニョーワとコルプでベジャールのデュエット「バクチ」。
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そしてホアキン・コステロのフラメンコが登場。
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プリセツカヤもコステロと一緒に踊って場が盛り上がり幕となります。
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続いて第2幕第2場。 タイトルは「На мельнице(製粉水車にて)」。
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幕が上がるとタイトルどおり舞台の後ろには風車がありますが何故かコサック兵たちがたむろしています。(笑)
この幕ではボリショイ・バレエの若手ダンサーたちがプリセツカヤが得意としていた役柄を踊っていきます。
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アナスタシア・ヤーツェンコでグノーのファウストのバレエから「ワルプルギスの夜」
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スヴェトラーナ・ルンキナでシチェドリンのせむしの子馬
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エカテリーナ・シプリーナでヤルリーンのШурале
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マリア・アラシュでアサフィエフのБахчисарайский Фонтан
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マリア・アレクサンドローヴァでクレインのラウレンシヤでした
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この後コサック・ダンスでこの幕は終わりです。
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続いて第2幕第3場でタイトルは「Сон Дон Кихота(ドン・キホーテの夢)」。 夜になり暗い森の中のドン・キホーテとサンチョ・パンサ。
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ドン・キホーテは先ほどのコサック・ダンスで興奮したのか突然、剣を抜いて振り回しています。
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そんなドン・キホーテをサンチョ・パンサが「ご主人様、剣を収めて下さい。 もう夜も遅いし今日はここで寝る事にしましょう」と言って寝かせます。
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さてドン・キホーテがどんな夢を見るのか言うと少林寺拳法なんですね。 このまさかの展開に驚きましたが素晴らしい演舞に場内はブラボーと拍手で沸いてました。
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さあいよいよガラ・コンサートも大詰め第3幕です。
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これまで踊りを披露した方々が続々と入場してきます。
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舞台が赤い薔薇の花篭で飾られてました。
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まずスヴェトラーナ・ザハロワとアンドレイ・ウヴァーロフのドン・キホーテのアダージョとヴァリエーション。
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続いてアニエス・ルテスチュとカール・パケットによるエスメラルダのヴァリエーションです。
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ルテスチュは本当に素晴らしいです。
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この後ジョエル・カレ−ニョでバジルのヴァリエーション
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スヴェトラーナ・ザハロワでキトリのヴァリエーション
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ニコライ・ツィスカリーゼでバヤデールのヴァリエージョン
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ポリーナ・セミニョーワでバランシンのチャイコフスキー・パ・ド・ドゥと続きいよいよドン・キホーテのフィナーレです
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ヨハン・コボー、ニコライ・ツィスカリーゼ、マリア・アレクサンドローヴァ、ジョエル・カレ−ニョ、アニエス・ルテスチュが次々と舞台に現れます。
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最後は両手に扇子を持ちベジャールのグノーのアヴェ・マリアで幕となりました。 ストリート・ダンスにフラメンコ、コサック・ダンス、少林寺拳法と予想外のものが飛び出してきてまるで闇鍋みたいなコンサートでしたが本当に面白かったです。 以上、読んでいただきましてどうもありがとうございました。

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2008年11月23日

ジョージ・バランシン/シンフォニー・インC

昨日の日記では私がロシアのテレビ放送を受信してクラシック音楽の演奏会や歌劇、バレエを観て楽しんでいる事を紹介いたしました。 今日からこれまで観たものの中から印象に残っているものを紹介していきたいと思います。 本日は2002年にロシア文化テレビで放送されたマリンスキィ・バレエのシンフォニー・インCです。 ジョージ・バランシンは1983年に亡くなったロシア出身で現在のニューヨーク・シティ・バレエを設立するなどアメリカで活躍した振付師です。 クラシック音楽にも振り付けをしておりましてチャイコフスキーとストラヴィンスキーの曲の「ジュエルズ」、ゴットシャルクの「タランテラ」などが知られていますがその中でも代表作と言われているのが歌劇「カルメン」で有名なフランスの作曲家ジョルジュ・ビゼーが17歳の時に作曲した交響曲ハ長調に振り付けした「シンフォニー・インC」です。 全4楽章のそれぞれに雰囲気をうまく表現した振り付けなので耳からも目からも楽しめる作品です。 私が観たマリンスキィ・バレエのシンフォニー・インCのダンサーですが
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第1楽章:イルマ・ニオラーゼ、ヴィクトル・バラノフ
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第2楽章:ウリヤーナ・ロパートキナ、アレクサンドル・クルコフ
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第3楽章:ディアナ・ヴィシニョーワ、セルゲイ・ヴィハレフ
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第4楽章:ジャンナ・アユポワ、スタニスラフ・ベリャエフスキーで全てが素晴らしいのですが特に第2楽章のロパートキナのあの幻想的な雰囲気にぴったりの美しさにはマイってしまいました。 でもぽちゃぽちゃとした感じのアユポワも好きです。 昨年、ニコライ・ツィスカリーゼのガラ・コンサートでアユポワが薔薇の精で踊ってるのを見ました。
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マリンスキィ・バレエのシンフォニー・インCは楽章ごとに衣装の色が違うのですが
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たまたまボリショイ・バレエのシンフォニー・インCを見たら楽章に関係なく女性は白、男性は黒なんですね。 
だから最終楽章のコールドのところはマリンスキィはすっごく華やかですがボリショイの方は整然としていてそれでいて迫ってくるような高揚感があります。 テレビでこれだけ感動できるだから実際の舞台で見たら一体どうなるんでしょうね(笑)

これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
どうぞ↓こちらをご覧になられて下さい。
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posted by 北国育ちの3月うさぎ at 22:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月22日

ロシア・バレエ

自宅でロシアのテレビを見るようになってから8年になります。 もちろん私は日本に住んでいます。 ロシアはおろか海外には一度も行った事がありません。 私が受信しているロシアの通信衛星はいくつかのチャンネルがありますが私がいつも見ているのはロシア文化テレビでクラシック音楽、歌劇、バレエはもちろん演劇やドキュメンタリー番組、映画が放送されています。 このロシア文化テレビを見るようになって私自身変わった事があります。 それはバレエにハマッた事です。 もともとクラシック音楽が好きでチャイコフスキーの白鳥の湖や胡桃割り人形は好きで良く聴いていましたがバレエそのものには興味がありませんでした。 ところがこのロシア文化テレビはバレエの番組が毎週放送されているのでそれを見ていたらすっかり虜になってしまいました。 好きなダンサーですがやっぱりスヴェトラーナ・ザハロワでしょうか。 現在はボリショイ・バレエに所属していますがマリンスキィ・バレエに在籍した時から見ています。 ウラディーミル・マラーホフとのバランシンのダイアモンドは印象に残っています。 来週の火曜日(11月25日)にマリーナ・セミョーノワを記念したバレエ・ガラが放送されます。 ザハロワはもちろんウリヤ−ナ・ロパートキナ、ナデジダ・グラチョーワ、セルゲイ・フィーリン、ガリーナ・ステパネンコ、マリア・アレクサンドローヴァ、イゴール・ゼレンスキー、イワン・ワシリーエフが登場します。 こんな凄い映像ってなかなか日本では見ることが出来ないので大変楽しみです。

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posted by 北国育ちの3月うさぎ at 21:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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