

さて今日紹介するのは2004年4月27日に放送されたもので中国のピアニスト、ラン・ランをソリストに迎えてのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18でもちろんワレリー・ゲルギエフ指揮マリンスキィ劇場管弦楽団の演奏です。


ラン・ランは1982年生まれの中国のピアニストでこの時まだ21歳ですが曲の出だしからやけに遅いテンポでしかも一音一音がまるで衝撃波にように響いてきます。


ゲルギエフもラン・ランの挑発で火が付いたのか持ち前以上の凄まじいパワーで応戦しています。


でも単なる力勝負の演奏ではなくソリストとオケのバランスが絶妙で第2楽章は大変美しいですし最終楽章もソリストとオケのパワーをうまくコントロールしながら最後大爆発で終わらせるゲルギエフは凄いと思います。


このコンビでの演奏をもっと聴いてみたいと思いました。
これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
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こういちろう どっと こむ