2008年12月04日

ウラディーミル・フェドセーエフ/チャイコフスキー記念大交響楽団/ブラームス:交響曲第1番ハ短調作品68

ロシアを代表する指揮者と言えばやはりこの人なしには語れません。 
2007073007.jpg2007073004.jpg
今日はウラディーミル・フェドセーエフの演奏会から2007年7月30日に放送されたブラームス:交響曲第1番ハ短調作品68を紹介いたします。
2007073001.jpg2007073002.jpg
これはフェドセーエフの75歳の誕生日を記念して2007年7月30日から8月9日までフェドセーフとチャイコフスキー記念大交響楽団(モスクワ放送交響楽団)によるブラームス:交響曲全曲、ピアノ協奏曲第1番(エリザベート・レオンスカヤ)と第2番(フレディ・ケンプ)、ヴァイオリン協奏曲(アレーナ・バエヴァ)、ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲(タチヤナ・グリンデンコ、アレクサンドル・クニャーゼフ)という一連のブラームス作品が演奏された時の第1弾として放送されたものです。
2007073005.jpg
演奏に先立ちフェドセーエフがブラームスについて語ります。
2007073010.jpg2007073009.jpg
そしていつものモスクワ音楽院大ホールですがまず目を引くのが舞台後方にずらりと並べられたコントラバス。 ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでお馴染みの配置ですがベートーヴェンの時も同じでした。
2007073017.jpg2007073008.jpg
指揮棒を振り下ろした瞬間から襲ってくる分厚い弦の響きは実に心地よいものです。 最近の音の薄いピリオドの演奏が多いなかでこういう音、演奏を聴くとホッとします。
2007073014.jpg2007073015.jpg
金管はいつもの金管ですがこの時はどういう訳かホルンが頑張っています。 
2007073011.jpg
オケがフルパワーで演奏する中で時折浮かび上がる木管の旋律がまるでオアシスのようです。 フルートの時はマリア・フェドトーヴァがアップになります。 さすがロシア文化テレビですね。 視聴者が何を求めているのかが良くお分かりのようです(笑)
2007073018.jpg2007073016.jpg
そんな中でフェドセーエフが最終楽章で突然テンポを急激に落としたのには笑いました。
2007073013.jpg2007073012.jpg
ベートーヴェンの時も第2番の第3楽章で面白い事やっていたし番組表にフェドセーエフの名前を見つけると何かとんでもない事をやってくれるのではないかと凄くワクワクします。

これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
どうぞ↓こちらをご覧になられて下さい。
こういちろう どっと こむ
posted by 北国育ちの3月うさぎ at 19:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。