2008年12月30日

デニス・マツーエフ〜シューマン:子供の情景作品15、ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章、ラフマニノフの絵画的練習曲集作品39から第6番イ短調、そして驚愕のアンコール

今日はデニス・マツーエフの演奏会を紹介します。 デニス・マツーエフは1975年イルクーツクに生まれたピアニストでモスクワ音楽院ではアレクセイ・ナセトキン、セルゲイ・ドレンスキーに師事しています。 1998年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝した後はロシアだけでなく日本を含む世界各地で演奏会を行っています。
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これから紹介するのは2003年4月16日に放送されたものでシューマンの「子供の情景」作品15とストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」からの3楽章、ラフマニノフの絵画的練習曲集作品39から第6番イ短調を演奏しています。
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マツーエフの演奏する子供の情景と言うのも意外ですが光輝くような音色がいいですね。
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しかもヤマハのピアノがこんな輝かしい響きを放つなんて初めて聴きました。
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トロイメライはこってりと歌わせて趣きがあっていいかも。
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ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」からの3楽章ではマツーエフの本領発揮と言うかよくもまぁここまで指が動くなぁと観ていて感心してしまいます。
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ラフマニノフの絵画的練習曲集作品39の第6番も難無く弾き終わって盛大な拍手が鳴り止まない客席に向かってマツーエフが「これからジャズのメロディを即興演奏するのでリクエストがあったらお聞かせ下さい」と言うと客席から「サマータイム」「キャラバン」という声にマツーエフが軽くうなずいてピアノに向かうと超絶技巧を駆使したジャズ・ナンバーの即興演奏を披露して客席はさらに盛り上がってました。
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その客席の中にあれ?ドレンスキー教授の姿も。 立ち上がって凄く嬉しそうに拍手してます。 これだけ弾けりゃクラシックもジャズも関係ないですからね。

これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
どうぞ↓こちらをご覧になられて下さい。
こういちろう どっと こむ
posted by 北国育ちの3月うさぎ at 23:00| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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