
バシュメトはヴィオラ奏者として世界的に有名ですが室内アンサンブル「ソリスティ・モスクワ(モスクワ・ソロイスツ)」を作ってそこで指揮者としても活躍しています。


今回紹介するのは2007年10月16日に放送されたバシュメトとソリスティ・モスクワの演奏会でブラームスのクラリネット五重奏曲ロ短調作品115をバシュメトがヴィオラと弦楽合奏用に編曲したものを演奏しています。 このブラームスのクラリネット五重奏曲の編曲版はバシュメトが大変お気に入りのようでソニーからCDが発売されていますし2002年のソリスティ・モスクワの創立20周年記念コンサートでも演奏されています。


拍手で迎えられたバシュメトが満員の客席に挨拶をして演奏が始まります。


どことなく寂しげな感じで始まるこの曲ですがクラリネットとはまたちょっと違う趣きがあって良いです。


ソリスティ・モスクワとバシュメトのヴィオラが見事な演奏に客席の人たちは完全に呑み込まれてしまった感じです。


演奏が終わって盛大な拍手の中バシュメトのところへ花束が届けられます。 ブラームスの交響曲とかははほとんど聴かなくなりましたがこういうブラームスはいいなぁって思います。
これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
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こういちろう どっと こむ