

今日はエウゲニ・スヴェトラーノフの作品を紹介します。 スヴェトラーノフは指揮者としてはもちろん有名ですが作曲家としても知られています。


今回紹介するのはマレク・ゴレンシテインとロシア国立交響楽団によって演奏された交響詩「Калина красная(赤いカリーナ)」とアンコール曲の「Ария(アリア)」で2006年1月22日に放送されました。


まず最初に演奏された赤いカリーナ(かんぼく)ですがクラリネットとファゴットのちょっと悲しげな旋律で始まってその旋律を弦が美しく歌い上げます。


途中で金管と打楽器が加わって盛り上がるところもありますがこれがあのスヴェトラーノフの作品なの?って思うぐらいに抒情的で綺麗な曲です。


次に演奏されたアリアはピアノと弦楽のための作品で雰囲気がラフマニノフのヴォカリーズに似ていてこれも大変美しい曲です。


演奏が終わってゴレンシテインが貰った花束を舞台の端に置かれていたスヴェトラーノフの写真に捧げているのが印象的でした。
これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
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