

今日はヴァイオリンのニコライ・ズナイダーをソリストに迎えたワレリー・ゲルギエフとマリンスキー劇場管弦楽団の演奏会の映像を紹介します。


演奏しているのはコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35です。


これは2006年第6回モスクワ・イースター音楽祭での収録で2006年11月10日に放送されました。 コルンゴルトは1897年にオーストリアで生まれた作曲家でツェムリンスキーに学んだりしていますがナチスを嫌って1934年にハリウッドへ移って映画音楽の作曲を中心に活躍しました。 ヴァイオリン協奏曲は自身の4つの映画音楽を基に作曲されたようですが聴いてみるとハリウッドです。 ハイフェッツを始めムター、シャハムとかCDが出ているので聴いてみる価値はあると思います。 ヴァイオリンを演奏しているズナイダーですが1975年にデンマークで生まれています。 ここ数年で知名度が上がっていてCDはRCAからいくつか出てます。


ゲルギエフのコルンゴルトって最初はイメージが湧かなくておっかなびっくり聴いたのですがまさしくコルンゴルトです。 ハリウッドのSF映画で流れているような旋律です。


ズナイダーのヴァイオリンは良いですね。 かなり濃い目の演奏でしたが楽しかったです。 ところで今度ズナイダーとゲルギエフのコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲のCDがRCAから出てくるようです。 オケはウィーン・フィルですのでもうちょっとあっさりしているかも。
これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
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こういちろう どっと こむ
※私が個人で楽しむために録画したものなのでダビングなどの依頼には一切応じられません。