
ボリショイ劇場で行われたマリーナ・セミョーノワを記念するガラ・コンサートです。

ニコライ・ツィカリーゼの前説あって幕が上がりました。

最初は「ファラオの娘」からでボリショイ・バレエのナターリャ・オシポワとスヴェトラーナ・ザハロワ。
ザハロワのアスピチアは何度観ても良いですね。 さすがボリショイ・バレエですね、コール・ドも綺麗です。


次は「ディアナとアクテオン」からパ・ド・ドゥでマリンスキィ・バレエのエカテリーナ・オスモルキナとミハイル・ロブヒン。 オスモルキナは11月3日に放送された「ガラ・バレエ〜ウリヤーナ・ロパーキナとロシア・バレエのスターたち」でもこの「ディアナとアクテオン」を踊っておりました。

続いてアダンの「海賊」からパ・ド・ドゥでボリショイ・バレエのマリア・アレクサンドローヴァとノボシビルスク劇場バレエのイゴール・ゼレンスキーです。 ゼレンスキーってマリンスキィからノボシビルスクへ移籍したんですね。

この2人によるパ・ド・ドゥとは驚きましたが大変良かったです。

さてお次はウリヤーナ・ロパートキナのオーロラ姫とボリショイ・バレエの男性ダンサー4人によるチャイコフスキーの「眠りの森の美女」のアダージョです。

ロパートキナは本当に素晴らしいです。

次はグラズノフの「ライモンダ」からでナデジダ・グラチョーワとセルゲイ・フィーリンです。

グラチョーワは悲しいかなアップになるとちょっとお歳を感じさせますが踊りはまだまだバリバリの現役ですね。 フィーリンも久々に見ました。

さあ本日の締めくくりはミンクスの「ドン・キホーテ」からグラン・パです。

キトリはボリショイ・バレエのガリーナ・ステパネンコ、バジルはイワン・ワシリーエフ。 ステパネンコは貫禄十分というか綺麗にキメていきます。 キマる度に客席から拍手が起こります。

若手のワシリーエフも負けていません。

高さがあって綺麗なフォームのジャンプとテクニックには「おおっ!」と思わず声を出してしまいました。 名前だけは聞いてましたがこんなに凄いとは思いませんでした。
1時間があっという間でしたが観た感想が「綺麗」「美しい」「素晴らしい」と言う言葉しか出て来ないガラ・コンサートでした。
これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
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こういちろう どっと こむ