

最初は2003年5月10日のモスクワ音楽院大ホールでの演奏会でワディム・レーピンをソリストに迎えてのグラズノフ:ヴァイオリン協奏曲です。 ゲルギエフは指揮棒を持っておりません。 指先を伸ばした手を震わせて指揮をしています。

続いて2004年5月18日に放送されたプロコフィエフの交響曲第6番ですがこの年も指揮棒を持っておりませんし2003年と指揮のスタイルが全く同じです。


さてお次は2005年です。 5月2日のモスクワ・イースター音楽祭の開幕コンサートで曲はラフマニノフの交響曲第1番です。 この時も指揮棒を持っておりません。


ところが6月10日に放送されたベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」ですが指揮棒を持っています。 指揮棒といっても爪楊枝みたいにちっちゃいものですが(笑)

2006年6月7日に放送されたシューマンの交響曲第2番ですが指揮棒なしです。 一体どうなっているんでしょうね。 ゲルギエフの事ですから気まぐれでたまたま指揮棒を持たなかったというのも考えられます。

さて昨年2007年ですが4月8日に放送されたストラヴィンスキーのペトルーシュカですがな・なんと指揮棒持ってます。 しかも爪楊枝ではなくちゃんとしたものを(笑)


最後に今年2008年です。 5月10日に放送されたドーム・ムジカで演奏されたグリンカの幻想的ワルツです。 しっかりと指揮棒を持っています。 こうやって見ていくと2007年から指揮棒を持っていることが分かります。 さて来年2009年はどうなるのでしょうか。
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