

サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニーの大ホールで行われたガラ・コンサートですが


この日のテミルカーノフはお客様として舞台脇の貴賓席?に座っています。 テミルカーノフの後ろにゲルギエフのお姿があります。 シチェドリンとプリセツカヤの姿もありますね。


グリンカの歌劇「イワン・スサーニン」から終幕からの合唱曲の演奏でコンサートが始まりました。 サンクト・ペテルブルク・フィルを指揮するのはアレクサンドル・ドミトリーエフ、ニコライ・アレクセーエフとマリス・ヤンソンスです。

登場したのはエリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ)

セルゲイ・レイフェルクス(バリトン)

ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)

ナタリー・グートマン(チェロ)


エウゲニ・キーシン(ピアノ)

ワディム・レーピン(ヴァイオリン)


ユーリ・バシュメト(ヴィオラ)

ドミトリー・ホロストフスキー(バリトン)


デニス・マツーエフ(ピアノ)という世界的に有名な演奏家ばかりです。


こんな凄いメンバーに加えて日本の女性ヴァイオリニスト庄司紗矢香が登場した時は驚いたと同時に大変嬉しくなりました。


チャイコフスキーの憂鬱なセレナードを演奏していましたが気品と風格のある演奏でテミルカーノフをはじめ会場から盛大な拍手が贈られました。


それからシチェドリンがテミルカーノフの70歳をお祝いしてこの日のために作曲した作品がマリス・ヤンソンスの指揮で演奏されました。


最後は「ハッピー・バースディ」の大合唱の後、紙ふぶき舞うステージでテミルカーノフが素晴らしい演奏を披露してくれた演奏家それぞれと抱き合って挨拶をしていました。 これからもより一層の活躍を期待しています。 来週月曜日12月15日にテミルカーノフ指揮サンクト・ペテルブルク・フィルとエウゲニ・キーシンの演奏会が放送されます。
これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
どうぞ↓こちらをご覧になられて下さい。
こういちろう どっと こむ
一人の指揮者の誕生日に、たくさんの大スターが集まって演奏を披露するなど、日本では考えにくいですね。日本から庄司さんというのも驚きでした。
たいへん興味深いものをご紹介いただきました。 これからも楽しみにしております。よろしくお願いします。