

これは2006年に行われたコンサートで2007年8月28日に放送されました。 このコンサートではマラーホフとモスクワ・クラシカル・バレエのダンサーが出演しています。 伴奏はアントン・オレロフ指揮プレジデントスキィ・オルケストルですが音程に怪しいところがちらほらあります。


まず最初はマラーホフとエカテリーナ・ヴェレージナとのチャイコフスキーの「眠りの森の美女」からパ・ド・ドゥ。


ヴァレージナの踊りが上品でマラーホフと雰囲気がぴったりです。


ポリーナ・キーロワとイワン・ズビャギンツェフによるプーニの「エスメラルダ」からアダージョ。


マラーホフでヘンデルの「アリア」。


エカテリーナ・ヴェレージナとイオン・クロシュイによるミンクスの「ドン・キホーテ」からアダージョ。


最後はマラーホフでモーツァルトの「ボヤージュ(ピアノ協奏曲第23番の第2楽章)」でした。


これを観てふと思ったのは今の若手ダンサーってジャンプは高いし、コマの様にくるくる回るしテクニック的には完全にマラーホフの上をいっているのでしょうけど脚なんか筋肉でぱんぱんになっていてダンサーと言うよりはスポーツ選手のようです。 それに比べてマラーホフは脚が綺麗で均整の取れた体型をしているので舞台に立っているだけで上品さが伝わってきます。 踊りだって派手な訳じゃないしほんとごく普通。 でも観ていてとっても楽しいんですよ。 マラーホフって不思議ですね。
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