

2003年4月4日に放送されたアレクサンドル・スロヴォダーニクのピアノとワレリー・ゲルギエフ指揮マリンスキィ劇場管弦楽団による演奏です。 ラフマニノフはピアノ協奏曲を4つ作曲しています。 知名度からするとまず第2番ハ短調作品18で次が第3番ニ短調作品30、第1番嬰ヘ短調作品1となると思います。 さて第4番となるとほとんどの方は聴いた事がないんじゃないでしょうか。 演奏会で取り上げられる頻度もかなり低いと思います。 私もCDでラフマニノフのピアノ協奏曲の全集を持っているので全曲聴いていましたが何故かこの第4番だけはどういう曲だったか全く覚えておりませんでしたがこの映像を観て「なんだ、第4番って結構良い曲じゃないか」と思ってからは何度も観ています。 第1番、第2番、第3番は暗い出だしですがこの第4番は暗いところがなくて爽快な感じです。

ピアノを演奏しているアレクサンドル・スロヴォダーニクの経歴は分かりませんがまだ若いです。

ゲルギエフもスピード感溢れる演奏で曲の雰囲気をさらに盛り上げています。 あまり知られていない曲がせっかく演奏されているのにその演奏が酷いと曲そのものの評価も悪くなってしまうのでこれは実に貴重な演奏であり映像だと思います。
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