

これは2002年に放送されたものでブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78「雨の歌」をヴァシリー・ロバノフのピアノ伴奏で演奏しています。 トレチャコフは1966年の第3回チャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門で優勝していますがソビエト国外で積極的な活動はあまりしておらず現在もロシアを中心に演奏活動をしているので日本ではどうしても情報が少なく知る人ぞ知るといった存在かもしれません。 しかしロシアではトレチャコフの演奏が度々放送されていて人気の高さを知る事が出来ます。

このブラームスのヴァイオリン・ソナタですが大変味わいのある良い演奏だと思います。

ヴァイオリンと言うとどうしても技巧を前面に出した協奏曲とかに興味がいってしまいがちですがたまにこういうのを聴くとホッとします。
これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
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こういちろう どっと こむ