

これはソビエト崩壊後の1998年にモスクワ音楽院大ホールで行われたエフゲニ・スヴェトラーノフ指揮のロシア国立交響楽団とロシアのポップス歌手のラリサ・ドーリナ、アレクサンドル・グラドスキィによるポップス・コンサ−トで2003年9月9日に放送されました。 普通オーケストラでポップス・コンサートと言うとガーシュインとかルロイ・アンダーソンとか軽い小品のプログラムを思い浮かべますがこのコンサートで演奏されたのは


ミシシッピー


Be My Love


カルーソ


キャバレー


ニューヨーク ニューヨーク


バルセロナ


イエスタデイという文字通りのポップス音楽です。


スヴェトラーノフの指揮ぶりがチャイコフスキーやラフマニノフの時と全く変わらないのが面白いです。


ラリサ・ドーリナとアレクサンドル・グラドスキィの二人はとても上手いのですが声量があり過ぎで極めつけのビートルズのイエスタデイはスヴェトラノーフの爆演をバックに二人が力任せに絶叫するというとてつもなく凄まじい演奏です。


イエスタデイってこんな曲だっけ?と首を傾げつつも大変印象に残る演奏でした(笑)
これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
どうぞ↓こちらをご覧になられて下さい。
こういちろう どっと こむところでスヴェトラーノフとは全然関係ないのですが。。。。。
今日たまたまロシアの民放を観ていたらこんなコマーシャルが


日本の侍(見た目なんかちょっと違うけど)が刀を振り回しています。


何かの瓶を刀の上に乗せたり回したりと見事な剣さばきです。


そして瓶を手に取り耳元でシャカシャカと振ってはいポーズ!


その瓶はなんとインスタントコーヒーでした。

しかも商品名は「武士道」 プレミアム・コーヒーだそうです。
これにはまいった! 一瞬頭の中が真っ白になった後大笑いしました。 昔ミャンマーのテレビで「ゲイシャ」っていう名前の洗剤を観た事がありますがコーヒーで武士道ですか。 緑茶ならまだ分からないでもないのですが何の関連があるのか私にはさっぱり理解出来ませんでした。 でも何故か可笑しくて可笑しくてたまりません。 これが海外のテレビを直接観る醍醐味なのです。
スヴェトラとビートルズですか。想像もつかない組み合わせですね。聴いてみたいな。きっと「ト演」なんでしょうねえ。
ところで、アレクサンドロフ・歌と踊りのアンサンブル(赤軍合唱団)の演奏はお持ちでしょうか?