

今日もパーヴェル・コーガン指揮モスクワ交響楽団の演奏会の映像を紹介します。 どういう訳かパーヴェル・コーガンの映像がめちゃ多いです(笑)


演奏されているのはチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番ト長調作品44でソリストはロシアで一番指の回るピアニスト、デニス・マツーエフです。 これは2003年11月4日に放送されたものです。 チャイコフスキーはピアノ協奏曲を3つ作曲していますが第1番があまりにも有名で第2番はどうしてもその陰に隠れてしまっているようです。 どうしても第2番は第1番に比べて情緒に欠けると言うかネアカな曲なので人気がいまいちなのかなと思います。 それに第2楽章はヴァイオリンとチェロの掛け合いが長くてピアノがなかなか出てこないし。。。


そんな第2番ですがここではマツーエフの強靭で色彩豊かなピアノとコーガン指揮モスクワ交響楽団のまるでボディービルで全身を鍛え上げたような演奏が見事にマッチしています。


マッチョなチャイコフスキーなんて一般的なイメージとはかなりかけ離れていると思いますがこれはこれで面白いと思います。
これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
どうぞ↓こちらをご覧になられて下さい。
こういちろう どっと こむ