
今日はミハイル・プレトニョフの演奏を紹介します。


曲はベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15でクリスティアン・ガンシュ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団の演奏です。


これはプレトニョフの50歳を記念して収録されたベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲の第1回目として2007年4月10日に放送されたものです。 収録場所はどこかのスタジオのようです。 多分テレビ放送用に収録されたものでしょう。

演奏の前にスヴャトスラフ・ヴェルザ氏が「今年50歳になられたプレトニョフはピアニストであり作曲家であり指揮者であります。 そしてモスクワ音楽院の教授でもあります。」なんて事を話しているようです。


さて演奏ですがさすがプレトニョフです。 決して期待を裏切りません。


出だしからワンクッション置いたりやりたい放題やってます。


ところがそれが嫌味どころか心地よく聴けるところがプレトニョフの凄いところです。


ピアノの音色がなんかベーゼンドルファーにも似た優しい感じでピアノを見たらブリュトナーでした。


演奏はこってりしているのですがブリュトナーのピアノの音色が清涼感を作り出しているように思いました。


いずれにせよ他のピアニストじゃ絶対に聴く事が出来ない大変面白い演奏でした。
これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
どうぞ↓こちらをご覧になられて下さい。
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