

今日はウラディミール・フェドセーエフとチャイコフスキー記念大交響楽団の演奏会から紹介します。


2002年に放送されたもので小品3曲が演奏されています。


まずはチャイコフスキーの劇音楽「雪娘」から道化師の踊りです。


これはフェドセーエフが日本へ来た時にアンコールで良く取り上げられるそうで曲芸のような弦と暴発している打楽器が魅力です。


タンバリンがパコーンって凄い音を立ててますが突き指とか大丈夫なのでしょうか。


続いてピーター・マックスウェル・ディヴィスの「オークニー諸島の婚礼と日の出」では朝日の昇る場面が演奏されています。


キルトを着用したパイパーが登場して朝日の昇る様を朗々と演奏しています。


最後はショスタコーヴィチの「二人でお茶を」です。


この曲は「タヒチ・トロット」とも呼ばれていてユーマンズのジャズ・ソング「二人でお茶を」をショスタコーヴィチが管弦楽用に編曲した作品です。


フェドセーエフが曲の途中で指揮をやめて指揮台に腰掛けてコンマスと二人でお茶を飲むという洒落たシーンもあって実に面白い演奏でした。
これまでロシア文化テレビから録画した演奏会リストは
どうぞ↓こちらをご覧になられて下さい。
こういちろう どっと こむ