2009年02月11日

映画「戦艦ポチョムキン」とショスタコーヴィチ:交響曲第11番ト短調作品103「1905年」

先月1月19日にセルゲイ・エイゼンシュテイン監督の映画「戦艦ポチョムキン」が放送されて久々にあの「オデッサの階段シーン」を観ました。 この戦艦ポチョムキンは劣悪な環境に我慢していた水兵たちが自分のたちの食事に使われるウジの沸いた肉を見てついに怒りが爆発して反乱を起こすという話しでバックにショスタコーヴィチの交響曲が使われています。 乳母車が石段を下りて行く「オデッサの階段シーン」では交響曲第11番ト短調作品103「1905年」第2楽章が使われています。 戦艦ポチョムキンに手を振って歓迎する市民たちが突然スネア・ドラムの連打でパニックに陥ります。 横一列になって発砲しながら石段を下りてくる兵隊と逃げ惑う人々。 次々と撃たれて倒れていきます。 ただでさえ悲惨な場面なのにショスタコーヴィチの音楽がそれをさらに増幅させます。 もともと戦艦ポチョムキンは無声映画で1976年に完全版が作られた時にショスタコーヴィチの交響曲が付けられたそうですが非常に効果的に使われていてCDで聴いてもピンとこなかった曲が映像と共にすっかり焼き付けられました。 交響曲第11番のCDはいくつか持っていますがネーメ・ヤルヴィとエーテボリ交響楽団の演奏をほんのたまに(2年に1回ぐらい)聴いています。 「オデッサの階段シーン」で使われている第2楽章のところは映画でつかわれている演奏よりもテンポが遅くもっと悲惨に聴こえます。 もちろん目を閉じるとオデッサの石段での殺戮のシーンが浮かび上がってきます。
posted by 北国育ちの3月うさぎ at 23:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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